※ネタバレ注意
サークル名 | M.W.O.史書編纂所 |
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ゲームジャンル | RPG |
ボイス | あり |
プレイ時間 | 約5時間(1周目クリアの時間) |
体験版 | あり |
備考 | DLSite専売 |
どんなゲーム?
各ダンジョンで呪い解呪の素材を集め、王女様の呪いを解くのがメインのRPG。
ゲームの特徴としては魔方陣システムによる実験が挙げられます。
火・水・木・土・金の5つの要素と、白魔方陣、黒魔法人を用いて実験を行いその結果王女様に結果が表れるという仕組み。
文章じゃイメージしづらいと思うので動画でどうぞ。
結果によってエッチな状況になったり、モンスターに襲われたりしたりします。エッチシーンは感想にて一部記載。
戦闘面については特殊な仕様はありませんが、この手のゲームでは珍しく男性メインの操作になります。一部王女様を操作して戦うこともありますがその場合は顔射やクンニ、服破って下着や全裸のみするといったセクハラ攻撃が行われます。
どんな雰囲気か知りたい方は、前作の「オカリナ・オデッサと呪いの魔術」をご参考にどうぞ。
キャラは違いますが、だいたいあんな感じ。
感想
性悪なチビ魔術師にとばっちりで呪いをかけられた第三王女様が獣人錬金術師と共に解呪に奮闘するRPG。
お転婆お嬢様が可愛らしい。でも戦闘では頼りになる。
「オカリナ・オデッサと呪いの魔術」の続編にあたる作品。ただプレイした感じこの作品だけでも問題なく楽しめるかと思います。
一応前作の説明をすると・・・
前作の主人公、オデッサちゃんはむかつく第一王女様に仕返しのために王家の紋章が消える呪いをかけることを決意。ですが呪いは末端の王女様3人のうち誰にかかるか分からないというあやふやなもの。それでもなんとかなる精神で呪いの媒体を集め実践!
といった感じ。結果はこの作品をみればわかる通り。というわけでプロローグ。
呪いをかけられた第三王女クラリネッタちゃん。ひとりで外に出たくて仕方のなかったクラリネッタちゃんはお城を抜けだして、呪いを解く手段を探しに奔走。その最中とある村に住む腕の良い錬金術士の噂を耳にし錬金術師の家を訪ねます。ですがこの錬金術師…
なんと犬の顔。中身は人間なんですが錬金術の失敗で獣人化してしまったとか。そんなちょっと変わった錬金術師「ファゴット」さんに呪いの解呪を依頼するクラリネッタちゃん。
ですが呪いの原料に淫魔の組織が使われていたせいで最初の実験でクラリネッタちゃんとファゴットさんは発情。そのまま…
なし崩し的にセックスをしてしまいクラリネッタちゃんは処女を喪失。
リスクは承知の上だから仕方なく許すクラリネッタちゃんですが、ファゴットさんは責任を取る意味でも解除を完遂することを決意。こうして解呪するため冒険が始まる・・・!とまでがプロローグ。解呪をするために様々なことを行うのがメインストーリーになります。
ストーリーは、好感度爆上げ時のクラリネッタちゃんの反応が可愛らしいのが印象的。ファゴットさんのためにお弁当作ったり夕飯作ってくれる王女様とか最高すぎる。グッドエンドやトゥルーエンドは非常に良かったです。
ただエンディングがマルチ分岐なのでそんな可愛いクラリネッタちゃんにひどいことしないと見れないエンドがある点はちょっときつかったですね。それとテンポ的な問題が少々あり。それは後で説明します。
ゲームシステムとして特徴的なのは解呪するために実験を行う点。詳しくはどんなゲーム?を参照。
大まかな流れは
- ダンジョンを探索して素材を集める
- 素材を使い実験
を繰り返し解呪できる組み合わせを見つければクリアとなります。
ただ素材にはランクがあり、最高位のランクでしか解呪できなかったり(最高ランクの素材じゃない場合は手ごたえはあった的な発言をし失敗になる)、最高位のランクで実験を行うには各ダンジョンのボス最低2体は倒さないとできないといった仕様があるので、実際に遊んでみると結構時間がかかります。
その他にもサブイベントもあるので内容はかなりぼりゅーみぃ。
私の1周目のプレイ時間も約5時間かかりました。
前作の「オカリナ・オデッサと呪いの魔術」と大きな違いは操作が男という点。どんなゲーム?でも書きましたね。
クラリネッタちゃん操作もありますが基本はファゴットさんを操作し、クラリネッタちゃんの解呪の実験を行いその結果エロだったり解呪だったり淫乱化したり…という感じなので、敗北エロや女の娘操作がいいなどがあると、遊ぶにはちょっと厳しいかもしれません。
難易度は
- イージー
- ノーマル
- ハード
の3種類。私はノーマルで遊びましたがノーマルでもそれなりの難易度。ボスによっては状態異常や高ダメージの連発で敗北なんてこともしばしば。
なのでゲームとして遊ぶには非常にやりごたえがありました。
ただ気になる点もいくつか…。そのひとつがエンディング関連。
このゲーム先ほどから書いた通りマルチエンディングシステムで大きく分けて7つのエンディングがあるんですが、
エンディングを迎えると回想ルームでエンディングに対応したアイテムがもらえるんですよ。つまり自力で全て集める場合は最低7週する必要があります。
エンディング全開放システムが用意されているので、1回クリアして後は解放でも問題はないんですが全部自力で見たいよねとか思うとなかなかきつめ。
2周目以降は
- 1日1回の実験が1日に何度も行えるようになる
- レベルやアイテムなどは引継ぎ
といったものはあるんですが、先ほど説明したとおり最高位のランクで実験を行うには各ダンジョンのボス最低2体は倒さないとできないという制約があるので実験だけすればOKというわけにもいかないですし、エンディング条件の中には最高位の素材で全実験を行うといったものもあるので上記だけだとちょっとテンポが悪いかなぁと感じました。その分クリアした時の感動はひとしおなんですけどね。
私はさすがに7週はきついと感じ、セーブ&ロードを使ってエンディングを見ていきましたがそれでも全部で11時間半ほどかかりました。なのでゲームとしてがっつり遊びたい方向けの作品かなと思います。
できるだけ時間を掛けたくない人は攻略サイトを使うことを推奨。
というわけでエロシーン。
エロシーンは全部で41シーン。内訳は
- オデッサ2シーン
- シロフォン(娼婦)1シーン
- サキュバス1シーン
- 天使1シーン
- クラリネッタ36シーン
これにクラリネッタちゃんの戦闘エロが加わります。また上記は回想の差分、例えば着エロの差分なんかは含まれてないので実質はもうちょっと増えます。 各キャラの容姿は
シロフォン
サキュバス
天使
といった感じ。オデッサは前作のレビュー見てね。
特徴としては前作のオデッサ同様エロに擬音がある点かな。イメージは最初の方に載せたクラリネットちゃんの破瓜シーンを見てね!
後は回想でCG集のようなエロが見れたりする点ですね。
エロの内容はレイプ&ファゴットさん責めが多め。和姦や女性責めはクラリネッタちゃんが
- 催眠時
- 好感度が高い
など特殊なときぐらい。個人的に良かったのはシチュの多さ。実験結果やシロフォンにもらえる薬の関係で
- 眠姦
- 無表情&一切感じない状態で犯されるエロ
- 青姦
- 催眠プレイ
に加え
- 触手
- トカゲ系モンスター
- 豚の亜人(オーク系が近いかも)
- 機械姦
と様々なエロが見れる点が非常に素晴らしい。
着エロもバニーガールやメイド服、水着にセーラー服と様々な衣装あり。ただプレイの大半が正常位とバックな点、またファゴットさんの全体容姿は出てこないの分異種姦というよりは対人プレイに見える点は好みが出るかなぁと。
私的には催眠されてのエロ下着の娼婦系エロとが良かったですね。下着姿が非常にエロい。
戦闘エロも下記の感じで素晴らしいんですが
服装が破られることが多く全裸にすぐなっちゃうのが個人的にはマイナスかなぁ。オデッサの時もそうですけど基本戦闘は服を破られることになるので、全裸エロになっちゃうことが多い。
せっかく下着とか女騎士見たいな衣装着てるからそれ中心のエロも見たかったですね。後できれば戦闘のセクハラエロ自体には本番系があったら嬉しい(要求しすぎ)
エロシーンで気になるところはエロを見る難易度が高い点。実験の結果やイベントによるエロが中心なので、攻略サイトを見ない限りゲームを遊んでいる最中に自分好みのエロを見るのはたぶん無理なんじゃないかなぁと。
また回想もクリアのランクに応じてもらえるアイテムを使用して解放するという作りになっているので、クリアしても回想が全て解放できるかはどれだけ遊びつくしたかにかかってます。
高ランクの素材で実験しまくったりダンジョンのボスを倒したりすれば評価は上がるとは思いますけど、最低でも2周程度ほど遊ぶ必要があるかなと。そういう意味ではやっぱりがっつり遊べる方向けのゲーム。
まとめ
ゲームやストーリーはとてもよくエロも実用的、お値段もお手頃と大変素晴らしい作品でした。ただエロ目的の場合だと回想や自分好みのエロを見つけるのは大変とやや難があるかなぁといった感じ。
- ゲームとして遊ぶ>エロ
の方は問題ないですが
- エロ>ゲームとして遊ぶ
の方はサクッと抜けるタイプの作品じゃないので、注意した方がいいかなと思います。
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